<4>高齢者に勧める医師は多い 糖尿病に効くこれだけの理由

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「筋肉細胞の中にはAMPキナーゼという酵素が含まれています。人が運動して筋肉を動かすと体内でつくられたATPというエネルギーが使われ、ADPという物質に変化し、さらにはAMPとなります。AMPキナーゼはその動きを監視し、AMPの量が増えると血液中の糖を筋肉細胞に取り込み、低下したATPのエネルギーを補充しようとするのです」

■夢中になれば食欲も抑制

 また、カラオケは食事療法にも結び付くという。糖尿病が進行すると、食事制限が厳しくなる。食事はいちいち量を量ってから食べるというケースも多い。もう一口が許されないのだ。

「誰でも楽しいことに夢中になって食べるのを忘れた経験があるでしょう。これは脳内が快楽ホルモンであるドーパミンで満たされるからです。歌を歌うことによって得られる快感は、まさにこのドーパミンの分泌によるものです。それが、食欲抑制につながるのです」

 カラオケが糖尿病患者の運動療法に通じるといっても、ただ、マイクを握って歌えばいいわけでもない。周囲には必ず聴衆者がおり、そのため最低限のエチケットも考慮する必要がある。

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