食後の胸焼けは要注意 胃酸は「歯・耳・のど」まで蝕む

公開日: 更新日:

「食後、よく胸焼けがする」「胃がもたれる」「酸っぱいものが込み上げる」――。こんな人は「歯」「耳」「のど」をよく調べた方がいい。胃酸があなたの臓器を溶かし、健康を蝕んでいる可能性がある。

「虫歯、歯周病に次ぐ、第3の歯の病気として注目されているのが『酸蝕歯』です。酸性度の強い飲み物などで歯が溶ける病気で、ワイン、ドレッシング、炭酸飲料、栄養ドリンク、スポーツドリンク、各種の酢などを単体で繰り返し飲むのが原因とされます。しかし、最近目立っているのが、胃酸の逆流による酸蝕歯です」

 こう言うのは自由診療歯科医師で「八重洲歯科クリニック」(東京・京橋)の木村陽介院長だ。

 飲み物による酸蝕歯では、飲み物が歯に直接触れる前歯の表面が溶けやすいが、逆流性食道炎によるそれは、歯の裏側が溶けるという。

 そもそも食道から胃に下りた食べ物は、胃壁から分泌される酸性度の高い胃酸と消化酵素によって分解される。胃は、自ら分泌する強烈な胃酸から身を守るため、酸に強い粘膜を持っているが、食道にはそれがない。そのため食道と胃の間には下部食道括約筋があり、胃酸を含めた胃の内容物が食道へ逆流しないよう阻止している。弘邦医院(東京・葛西)の林雅之院長が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    「立花一派」の一網打尽が司法の意志…広がる捜査の手に内部情報漏した兵庫県議2人も戦々恐々

  3. 3

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  4. 4

    「ロイヤルファミリー」視聴率回復は《目黒蓮効果》説に異論も…ハリウッドデビューする“めめ”に足りないもの

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 8

    元プロ野球投手の一場靖弘さん 裏金問題ドン底を経ての今

  4. 9

    米中が手を組み日本は「蚊帳の外」…切れ始めた「高市女性初首相」の賞味期限

  5. 10

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層