脊柱菅狭窄症<3>手術の経験は高校2年のときの虫垂炎だけ

公開日: 更新日:

 私の脊柱管狭窄症は、第4腰椎と第5腰椎の間の椎間板にヘルニアが起きていて、下肢にいく太い神経を圧迫しているため、歩くだけで激痛が走るというものだ。

 手術は、患部に8ミリの穴を開けて、そこから7ミリの内視鏡を使ってヘルニアを切除して神経に触れないようにする。

 手術前日、午後2時に千葉県香取市にある国保小見川総合病院へ到着。すぐに担当の看護婦さんが病院内を丁寧に案内してくれる。とにかくこの病院は看護婦さんだけでなく、私が会ったどの人も驚くほど親切で、明るくて、笑顔を絶やさない。かゆいところに手が届くというのは、こういうことを言うのだと思った。香取市と同市東庄町が国民健康保険で運営している病院で、名称に「国保」の冠がついているから、健康保険が利くので治療費のほうも安心だ。

 さっそく左腕に点滴用の管を取り付けてくれたが、手術の経験は高校2年のときの虫垂炎だけだ。検診では脈拍が113で多いと言われショックを受ける。続いてスケジュール表が手渡され、説明してくれる。「手術はあす22日午前11時30分からで、病室を出てから戻るまで1時間半を予定しています」と具体的だ。これで初めて入院の実感が湧いてきた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か