「最強の食事術」の有名医師も実践 酒は水と交互に飲む

公開日: 更新日:

「酒疲れの原因のひとつは飲酒で脱水状態になるからです。アルコールには利尿作用がありトイレが近くなります。しかも、ほとんどのつまみは塩分過剰。排出に水が必要です。私はお酒と同じ量の水を交互に取ります」

 水でお腹が膨れれば飲み過ぎ・食べ過ぎや酔い過ぎを防ぐことにもなる。

「水を多めに飲めば、血中アルコール濃度を下げ酔い防止になるうえ、アルコールの刺激で大量に分泌された胃液の酸から胃を守ってくれます」

 ちなみにお酒を飲む前に牛乳を飲むと胃の粘膜を守ってくれるとの話があるが根拠がない。

「飲む前には軽い食事を取りましょう。アルコールの吸収を緩やかにしてくれます。その際、ビタミンB1が多く含まれた料理を取ると肝臓がアルコールを代謝する手助けになります」

 酒は就寝の4時間前には飲み終える。

「アルコール代謝がまったく終わらない段階で寝ると良い睡眠が得られず疲れが残ります」

 人によっては酒による低血糖で悪夢を見たり、夜中に目覚めたりする。心当たりのある人はハチミツを寝る前になめるのもいいかもしれない。

【連載】疲れを取る食と酒とのつき合い方

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず