著者のコラム一覧
中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

妻にイボの増大を指摘され…がんも一病息災でうまくいく

公開日: 更新日:

「大きくなってきたんじゃない。専門の先生に診てもらったら?」

 先日の土曜日、妻に指摘されたのが、こめかみにあるイボです。

 随分前からあって、鏡で見ると確かに大きくなっていました。

「メラノーマだったら大変よ」

 メラノーマは悪性黒色腫で、皮膚がんのひとつ。「ほくろのようながん」といわれます。昨年末に膀胱がん手術を受けたばかりで、そう言われるとドキッとします。

 心配になってiPhoneで写真を撮って、知り合いの皮膚科医に送信。

 月曜日には、東大病院の皮膚科専門医に診察してもらったのです。

 結論からいうと、「脂漏性角化症」。「年寄りイボ」と言われることもあるように、皮膚の老化現象のひとつ。まったく心配ありません。

 何が言いたいかというと、一病息災です。膀胱がんになっていなければ、妻はイボの大きさを気にしなかったでしょう。私も、わざわざ写真を撮ったり、受診したりしなかったはずです。神経質になり過ぎるのはよくありませんが、自分の体を大切にするのは決して悪いことではありません。結果的に受診したことが無駄になりましたが、それでもいいと思っています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ