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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

NY市郊外ロックランド郡に「はしか」で非常事態宣言発令

公開日: 更新日:

 ニューヨーク州ロックランド郡といえば、ニューヨーク市のすぐ北の通勤圏で30万人が住み、富裕層の高級住宅地も多いエリア。ここで、「はしか」の大流行による非常事態宣言が3月26日に出されました。

 はしかはアメリカでは2000年までに排除が宣言され、00年代初めには患者は年間数十人程度でした。ところが11年ごろから再び患者が増え始め、14年には年間700件近くなる大流行が見られました。

 そして昨年の秋ごろからアメリカ全土で再び流行が始まり、今年になってからの約3カ月で、15州314人の患者が確認されています。

 そのうち48人がロックランド郡。ここでの昨年10月からの患者のトータルはすでに155人に上っていますが、8割以上は予防接種を受けていない子供たちでした。

 ロックランド郡には超正統派ユダヤ教徒の大きなコミュニティーがあり、宗教的な理由から子供たちは予防接種を受けておらず、患者もその地域に集中しています。

 さらに、予防接種が自閉症の原因になっていると信じる親たちが、子供に予防接種を受けさせないケースも増えています。それが近年のはしか流行の原因になっているとされているのです。

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