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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

「ローファットダイエット」で乳がん死亡リスクが21%低下

公開日: 更新日:

 一方で、近年注目され摂取が推奨されているヘルシーな脂肪、魚やオリーブオイルなどとの矛盾をどう考えればいいのかという疑問も生まれています。実際、調査を始めた当時はこうした脂肪のメリットはほとんど知られておらず、「すべての脂肪は敵」という風潮がありました。そこで、死亡リスクを下げているのはローファットそのものではなく、摂取を増やした野菜や果物ではないかと指摘する声も出ています。

 しかし今回の研究で最も重要なポイントは、長期にわたる大規模調査で「食生活を少し変えるだけで死亡リスクが大幅に下がる」と証明されたことです。それをもたらしたのが野菜や果物中心の食生活だった点も注目に値すると、専門家はコメントしています。

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