40歳過ぎたら「何もしていないのに痩せてきた」に要注意

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 40歳を超えて急に体重が落ちてきたら、“痩せてラッキー”と喜んでいたら駄目だ。さまざまな病気のリスクが高くなる年代。重大病が隠れているかもしれないと考えた方がいい。

 Aさん(48)はもともとポッチャリした体型だったが、この半年で8キロ痩せ、身長170センチに対し体重60キロ。標準体重の範囲内だが、周囲から「痩せたね!」と何度も言われることで、だんだん不安になってきた。

 生活で変わったことといえば、夫婦でやっていたウオーキングをジョギングに変えたことくらい。ジョギングといっても非常にゆっくりなジョギングなので、8キロも痩せるほどの運動量とは思えない。食事はこれまで通りで、酒もよく飲む。甘いものが好きで、朝か午後3時にお菓子をつまむ習慣もそのままだ。

「急 痩せる 病気」などのキーワードでインターネットで検索すると、胃がんなど消化器系のがんがヒットした。また、漫画家の内田春菊さんが4カ月で10キロ痩せ、それが糖質制限ダイエットの成果だと思っていたが、実は大腸がんだった――という記事を読み、自分もそうかもしれないと焦ってきた。

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