“食べていないのに太る人”は食べていないことが原因だった

公開日: 更新日:

「食べていないのに太る」と思っている人は、「痩せるために食べていない」ことが原因かもしれない。

ダイエット中に1日の食事を何度か抜く方がいますが、そういった〝プチ断食〟は一時的に体重を落とすだけで、その後はかえって太りやすくなります」

 こう言うのは、横浜創英大学名誉教授で管理栄養士の則岡孝子氏。理由としては、まず筋力が落ちることによる基礎代謝低下。基礎代謝が高い人はじっとしていても痩せやすく、一方で低い人は少ししか食べていないのに太りやすい。

 次に、身体が「空腹」の危険信号を出してしまうこと。生命を維持しようと脂肪を作り出すため、食べなくても身体に脂肪がつく。

「プチ断食より、毎日選んでいる食べ物から見直していく方が、よほどダイエットに役立ちます。ぜひ取っていただきたいのは、タンパク質。筋肉を作り、基礎代謝を挙げてくれます」(則岡氏) 大豆・大豆加工食品、魚、肉を軸に献立を考える。糖質制限は長続きせず、リバウンドの原因になるので、ご飯も、量は控えめであるものの、ちゃんと食べる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?