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北沢伊斉藤歯科医院院長

1977年7月8日、長野県生まれ。斉藤歯科医院院長。2003年に日本大学松戸歯学部を卒業。同年から同院に勤務し、13年から院長に就任した。若手歯科医師に向けたセミナーの講師を務め後進の育成にも取り組んでいる。日本口腔インプラント学会専門医。千葉県歯科医師会所属。

歯科医院には歯を磨いてから行くべし…2つの理由がある

公開日: 更新日:

 当院に通われている48歳の男性患者さんは、一度もキャンセルされたことがなく、しかも毎回必ず15分前には到着されます。最初に来られたのは12年前で、以来、一度も欠かさずメンテナンスに通われているのですが、毎回きれいにブラッシングされてからいらっしゃるので、簡単なクリーニングで済み、歯科衛生士とおしゃべりしてお帰りになるのです。

 先日、その患者さんから「先生、私の同僚ですでに歯を失って入れ歯にしている人やインプラントが入っている人がいます。30代の頃は忙しかったけど、メンテナンスに通っていてホントによかったと思います」と言われました。

 歯科医師として本当にうれしい言葉でした。この方が長い期間ストレスなく通い続けることができたのは、基本的なマナーを守って歯科医院のスタッフとの信頼関係が確立されていたことも要因のひとつだと思うのです。

(構成=小澤美佳)

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