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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

人気ロボット手術「ダヴィンチ」より放射線を選ぶべき基準

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 そんな背景があると、患者の利益より病院の利益が優先されないとも限りません。大腸がん胃がん、血液系のがんなどは放射線で治療しませんが、放射線での治療が可能ながんは、放射線とてんびんにかけることが大切。今年4月からは食道がんと膵臓がんもダヴィンチの適用に。この2つにも、その考え方が大事でしょう。

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