コロナ禍で改めて注目 ビタミンDに免疫力アップ効果あり

公開日: 更新日:

 ビタミンといえば、A、B、Cがよく知られているが、最近、ビタミンDが注目されている。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けて骨を強くすることは以前から認められている物質だ。だが、コロナ禍のさなか、ビタミンDには免疫機能を改善し、インフルエンザ、さらに新型コロナウイルス感染を予防する働きがあるとにわかに注目されはじめたのだ。実際、ビタミンD不足によって新型コロナウイルスの感染率、死亡率が高まるとする調査報告もあるようだ。

 このビタミンDはキノコ類、魚類に多く含まれているのだが、特にキクラゲはスグレモノだ。乾燥したもので100グラム当たりの含有量で128マイクログラム。以下、シラス干し61マイクログラム、焼いた紅鮭38マイクログラム、ウナギ17マイクログラム。1マイクログラム(μg)は1000分の1ミリグラムのこと。ちなみに、成人の1日当たりの必要摂取量は5・5マイクログラム。

 キクラゲといえば中華料理ではおなじみの食材だ。ほとんどが輸入の乾燥ものだが、最近、スーパーで生の国産キクラゲを目にする。乾燥ものよりコリコリ感、弾力感があっておいしい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情