著者のコラム一覧
関由佳医師・料理家

専門は内科、予防医学。2013年ニューヨークの料理専門学校(Natural Gourmet Institute)で資格取得。著書に「毎日食べたい!腸活みそレシピ」ほか

マッシュルームのバルサミコ酢みそ炒めで免疫力をアップ

公開日: 更新日:

 私は医者として10年以上、薬ではなく、食べ物や食べ方で病気を予防したり、治したりする栄養療法を専門としてきました。そんな私が、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の患者さんから尋ねられるのは、「毎日、何を食べたら良いのですか?」ということです。患者さん自身も薬だけではなく、自分でできることで健康を手に入れたいと願っているのです。

 そこで、ふだん私自身が実践している、野菜やみそ汁から先に食べる血糖コントロール法、みそを普段の塩の代わりに使い、発酵食品を取り入れることなどを勧めるようになりました。

 実際にそれを実践した方と、そうでない方は1カ月後の採血ではっきりと差が出ます。それほどまでに日々食べているものがダイレクトに健康に影響しているのです。また、拙書を読んでくださった方からの大きな反響もありました。

 食習慣や病気に対する考え方が大きく変わり、肌や便秘で長年悩んでいた方が、みそをはじめとする発酵食品を積極的に取り入れることにより、これまで抗生物質を処方してもらわないと治癒しなかった肌荒れが改善してきたというエピソードを教えていただきました。改めて、腸活が健康な体づくりに欠かせないかを実感するきっかけになったようです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因