辛みも味わうなら「大根おろし」は食べる直前に皮ごとすりおろす

公開日: 更新日:

 アラフィフの本紙記者は、この10年ほど、自宅で肉料理を食べる時は大根を皮ごとすりおろした大根おろしが欠かせない。

 特に焼き肉の場合、1人で大根半分ほどの大根おろしを食べる。おろした時に出る水分も飲む。肉でお腹がいっぱいになるというより、大根おろしでお腹がいっぱいになっている感もあるが、大根おろしを一緒に食べることで、肉をおいしくたくさん食べられ、翌日の胃もたれも回避することができる。

 大根にはアミラーゼ(またの名をジアスターゼ/でんぷん分解酵素)、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)、リパーゼ(脂肪分解酵素)といった消化酵素が含まれている。つまり、でんぷん、タンパク質、脂肪の分解に優れている。「焼き肉+大根おろし」だけでなく、おろしそば、サンマの塩焼きや天ぷらに添えてある大根おろしなどは、栄養学的に見ても相性の良い組み合わせだ。

 ただし、消化酵素は熱に弱い。ハンバーグやステーキの「和風ソース」には大根おろしが用いられていることがあるが、消化酵素としての働きを求めるなら、ソースの調理過程で大根おろしに火を加えず、最後に添えているタイプのものを。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩