1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。
肺がんで手術ができない進行がんの患者を、通常の抗がん剤を行うグループと、抗がん剤と緩和ケアを行うグループに分けて追跡した有名な研究があります。その結果、緩和ケア併用群は、通常治療群に比べて生活の質が明らかに保たれ、うつ症状も減少。さらには死亡までの生存期間が3カ月も上回っていたのです。生活の質を保って最期を迎えるには、緩和ケアが不可欠なのです。
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