著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

眠気&やる気対策に階段の昇降運動 その効果はコーヒー以上

公開日: 更新日:

 一日中パソコンの前に長時間座ってもらい、言語能力や認知能力を必要とする作業をしてもらう中で、日の間隔を空けて被験者に次の3パターンの行動をしてもらいました。

【パターン1】カフェインを摂取する

【パターン2】プラセボ(偽薬)を摂取する

【パターン3】階段の昇降運動をする(30階分を10分かけて上り下りする)

 その後、作業記憶やモチベーション、集中力などを調べたところ、階段の上り下りをした【パターン3】は、「モチベーションが上がり、元気になった」と感じることが分かったというのです。

 一方、カフェインやプラセボを飲んだ【パターン1】と【パターン2】のケースは、モチベーションに大きな変化は認められなかったといいます。コーヒー1杯にはおおよそ50ミリグラムのカフェインが含まれますが、そのカフェインの効果よりも運動のほうが効果的で、コーヒーによるカフェイン摂取の効果は、なんとプラセボを摂取した場合と大差がないということも分かったそうです。

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