胃がんを本気で早期発見したい…バリウムではなく胃カメラを

公開日: 更新日:

 胃がんは早期発見・早期治療で完治も可能だ。しかしがんの死亡率の中で男性2位、女性4位。決して低くない。

「私が研修医だった20年前は、胃がんが見つかった患者さんのステージは1期から4期までさまざまでした。しかし現在は、ごく早期に見つかる患者さんか、あるいは末期のステージ4近くで見つかる患者さんか、二極化している印象です」

 こう話すのは、埼玉県蓮田市の中核病院、蓮田病院消化器外科の前島顕太郎医師(同病院理事長)。ごく早期で胃がんが見つかった患者は、定期的に人間ドックや胃カメラ(内視鏡)検査を受けており、治療で完治する人がほとんど。

 一方、ステージ4近くで見つかった患者は完治は難しい。ステージ2や3では胃の一部またはすべて切除となって生活の質(QOL)が著しく下がったり、予後がいい状態とはいえない人が少なくない。

「胃がんは治療技術が確立されており、ステージ3A(ステージ3はA、B、Cの3つに分類)であっても、手術抗がん剤で5割ほどは完治が期待できます。それなのに胃がんの死亡率が高いのは、早期発見のチャンスを逃している人が多いことが挙げられます」(前島医師=以下同)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”