巻き爪の痛みとサヨナラできる正しい治療法 専門医に聞く

公開日: 更新日:

■根治させる方法も

 問題は、巻き爪の矯正治療は保険適用外という点。医療機関でもそれなりの金額がかかるし、非医療機関ではそもそも保険適用の範疇外だ。

「私は、何度も矯正治療を繰り返している人は、手術を検討した方がいいと考えています。患者さんにも矯正治療、手術の双方のメリット、デメリットを話し、選んでもらう。しかし、非医療機関で長く巻き爪の矯正を受けていた患者さんの話を聞くと、手術の説明がなされてなく、手術という選択肢があること自体知らなかった人が少なからずいるのです」

 一方、巻き爪の手術治療を積極的に行う医療機関を最初に訪れた患者の中には、「矯正治療では再発を繰り返す。手術を」と言われ、おじけづいて別の医療機関や非医療機関を転々とする人も。

「巻き爪治療でベターな流れは、まずは市販品を使ってのセルフケアかセルフ矯正。次に医療機関か非医療機関での矯正。それでダメなら手術。手術ではフェノール法という方法が一般的で、蛋白腐食作用のある薬剤を用いて皮膚に食い込んでいた部分の爪が生えてこなくなり、巻き爪の根治が可能です。フェノール法は保険適用で、外来ででき、術後の痛みもなく歩いて帰宅できます」

 いずれにしろ、自分に合った治療を選ぶことが大切。それによって、巻き爪のつらさと手を切れた人はたくさんいる。

 巻き爪のセルフケアや治療などについては、簗医師のホームページ(https://medical-media.jp/)が役に立つ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に