著者のコラム一覧
坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

運動嫌いでも運動を継続できて体重20キロ落とせた秘訣は…

公開日: 更新日:

 何事においても、モチベーションを維持することは大切です。先日聞いたある経験談で、改めてそれを感じました。コロナ禍で難しいこともありますが、参考になれば幸いです。

 ある大学病院の外科病棟に勤務する看護師のKさん(40代・女性)は、仕事柄、どういう生活を送っていると太るのかについて、一般の人以上の知識を持っています。でも、彼女自身はかつてBMI(体格指数)26の肥満体でした。BMIは22が適正体重となり、25以上が肥満になります。

「太っていた原因は明らかです」とKさん。日勤や夜勤があるので仕事時間は不規則。だから食事時間もバラバラになりがち。疲れて帰ってきた時には食事を作る気力がなく、スナック菓子1袋を一気に食べてしまうこともあったそうです。甘いものも大好きで、クッキーやチョコレートを自宅に常備していて、よくつまむ。パンはさほど好きではないそうですが、おかずなしでも食べられる便利さから、病院からの帰り道に買うことも多かったとか。

「すると、お腹がすいていることもあり、『パンは焼きたてが一番おいしいから』と自分に言い訳しつつ、買ってきたバターロール5個をすべて食べてしまったりしていたんです」(Kさん)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 9

    シード漏れ“ほぼ確”渋野日向子が10日開幕の国内戦へ…原英莉花や岩井ツインズ、古江らも集結

  5. 10

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…