著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

夏が食べごろのマンゴー 「葉酸」が豊富で妊婦にもおすすめ

公開日: 更新日:

 マンゴーはそのおいしさから、「世界3大美果」のひとつとされている他、「果物の女王」「熱帯果樹の王様」という呼び名も持つ果物です。いまはスーパーで一年中見ることができますが、国産のマンゴーの旬は夏。これからが食べごろとなります。8割は水分で構成されるマンゴーですが、たくさんの栄養素が含まれています。

 1個(200グラム)当たりのエネルギーは128キロカロリー、糖質量は31.2グラムで、バナナ1本とほぼ同量。比較的果物の中ではエネルギーや糖質量が多い方かもしれません。ドライマンゴー1袋(100グラム)になると、そのエネルギーは380キロカロリー、糖質量は90.4グラムとさらに数値がアップします。生ハムなどのタンパク質と一緒に取ると体内時計のリセット効果が高まります。

 さらに、マンゴーの中にはビタミンやミネラルも数多く含まれます。まずは葉酸です。葉酸は造血ビタミンとも呼ばれ、赤血球を作ってくれるので貧血気味の方や妊婦の方に摂取がすすめられています。また、胎児の発育にも必要となるため、妊娠中や妊娠の可能性がある方は積極的に取っていただきたい栄養素です。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?