脳<下>「ブレーンフード」コリンに注目 記憶や筋肉に関係

公開日: 更新日:

 脳の働きを活性化させる食べ物を「ブレーンフード」と呼び、研究の成果で脳にいい栄養素がだんだん分かってきている。それ以前に「食べる」という行為、それ自体が「脳にいいこと」なのだ。

 大脳研究の第一人者で京都大学名誉教授の久保田競氏(医学博士)が言う。

「食べ物を見たり、匂いを嗅いだり、グツグツ・ジュージューといった音を聞いたりすると、その情報が『大脳皮質』から『前頭前野』に伝わり、手を使って『食べる』という行動に移ります。この時すでに、脳の中ではさまざまな領域が働いています。さらに食事をすると、脳は視覚・味覚・嗅覚・聴覚・触覚・迷路機能(直線加速と回転加速)の六感から、情報を受け取ります。そして、何を食べて、どう感じたか、好きか嫌いかなどを学習し、記憶しています。しかも、知らず知らずのうちに、考えているいろいろなことが脳を活性化することにもなっているのです」

 このようなことから「脳にいい食事の仕方」は、第一に、しっかりと味わっていろいろなことを考えながら食べること。そして1人で食べるより誰かと会話しながら食べる方が、脳をより活発に働かせることができるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・甲斐拓也「あと4年続く地獄」…FA入団2年目にして上にも下にも居場所なし

  2. 2

    高市自民も震撼! 韓国では旧統一教会が“丸裸”に…マザームーンこと韓鶴子被告の横領疑惑に強制捜査のメス

  3. 3

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  4. 4

    ドジャースが大谷翔平のリアル二刀流に制限をかける日 本人は「投げているから打てない」否定するが…

  5. 5

    故・中山美穂さんの遺産めぐる「相続トラブル」報道の実相…ひとり息子の相続放棄で、確執の実母に権利移行か

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    あの落合博満氏が認めた「天才打者」…多くの引き出しを持つ順応性こそが大きな武器だった

  3. 8

    タモリ騒動で見えたキンコン西野の“本当の評判”と、とろサーモン久保田、永野…"嫌われ芸人"らの意外な素顔

  4. 9

    高市陣営の「中傷動画」疑惑拡大に自民議員ビクビク…“被害者”枝野幸男氏にSNSで「動け」コメント殺到

  5. 10

    キンコン梶原雄太の“タモリ評”の大炎上で思い出す上沼恵美子との“絶縁”騒動…YouTuberで成功も拭えぬ小物感