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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

夏が食べごろのマンゴー 「葉酸」が豊富で妊婦にもおすすめ

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 その他、コラーゲンの合成に必須なビタミンCと、老化や動脈硬化を引き起こす原因の過酸化脂質の抑制に有効なビタミンE。この2つは互いに協力して活性酸素から体を守る働きを持ちます。

 また、目の健康に関わるビタミンA、体内の余分なナトリウムを排出し、むくみに効果的なカリウム、エネルギーを作り出すもとになるビタミンB1も含まれるのです。

 ビタミンAやビタミンEは脂に溶けやすい性質があるので、オイルドレッシングを使ったサラダなどで効率的に取り入れられ、β-カロテンは、食材を細かく砕くことで細胞壁が破壊され、吸収率が上がるのでジュースで取るのもオススメ。

 マンゴーは指先で軽く押した際に少し柔らかくなっていて、独特の芳醇(ほうじゅん)な香りが強くなってきたら完熟の食べごろ。買ってからしばらくは常温の涼しい場所に置いておき、食べる2~3時間前に冷やして食べるとおいしくいただけますよ。

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