子供がスポーツをしているなら…親が知っておきたい健康リスク

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 コロナ感染拡大を受けて、小中高校、大学で部活やクラブ活動が中止されているところもあるが、それとは別に、子供がスポーツをしている場合、特に女子では、親が知っておきたい健康管理上の問題点がある。日本スポーツ協会認定スポーツドクターで、愛知県豊橋市の「マミーローズクリニック」で思春期・スポーツ外来を担当する宮本由記医師(産婦人科医)に話を聞いた。

 思春期の女子アスリートの健康管理上の問題点は、「女性アスリートの三主徴」と呼ばれている。具体的には、「利用可能エネルギー不足」「無月経」「骨粗しょう症」だ。

 利用可能エネルギー不足とは、運動によるエネルギー消費量に対して、食事などによるエネルギー摂取量が低いこと。これが続くと体重・体脂肪が減少し、生理が3カ月以上止まる無月経や骨粗しょう症のリスクが高くなる。無月経は女性ホルモンの分泌量を低下させ、骨粗しょう症を一層起こしやすくする。

「骨粗しょう症は疲労骨折に関連しており、三主徴のうち1つ該当すれば2・4~4・9倍、全部なら6・8倍疲労骨折を起こしやすくなるとの報告もあります」

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