著者のコラム一覧
小林秀行東邦大学医学部泌尿器科学講座准教授

1975年、東京都生まれ。2000年東邦大学医学部を卒業。卒後研修終了後に東北大学大学院医学系研究科病理病態学講座免疫学分野に進学。医学博士を取得。ペンシルバニア大学獣医学部にてリサーチアソシエイト。その後、東邦大学医学部泌尿器科学講座に復帰。2014年より現職。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本生殖医学会生殖医療専門医。専門は男性不妊症。noteにてブログ「Blue-男性不妊症について」を配信中。

自転車に長時間乗ることが不妊症の原因になるって本当?

公開日: 更新日:

 ロードバイクを始めた頃は誰もが経験すると思いますが、お尻が非常に痛くなります。乗る姿勢ができていないことや、サドルが新しくて自分の形にフィットしていないのも原因です。プロのロードレーサーは、長年使用しているサドルが傷んできたら表の革を張り替えて使っている選手もいるくらいサドルにはこだわります。また、慣れてくるとサドルにドカッと乗るのではなく、手足に体重を分散させた乗り方になるため、あまりサドルに体重を預けるというイメージではなくなり、長時間乗ってもお尻が痛くなりません。

■3時間超ロードバイクに乗る人は高EDリスク

 かつて、サイクリングはEDと関連性があると報告されていました。ただ最新の報告では、たしかに高強度のサイクリングはEDと関連がありますが、街乗り程度ではEDの関連性は低いと言われています。

 では、この「高強度」とはどういった内容でしょうか? 報告では、1700人の40~70歳のサイクリストを検討した調査の中で、週に3時間以上サイクリングを行なう場合にEDとの関連性が高いと示しています。

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