著者のコラム一覧
小林秀行東邦大学医学部泌尿器科学講座准教授

1975年、東京都生まれ。2000年東邦大学医学部を卒業。卒後研修終了後に東北大学大学院医学系研究科病理病態学講座免疫学分野に進学。医学博士を取得。ペンシルバニア大学獣医学部にてリサーチアソシエイト。その後、東邦大学医学部泌尿器科学講座に復帰。2014年より現職。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本生殖医学会生殖医療専門医。専門は男性不妊症。noteにてブログ「Blue-男性不妊症について」を配信中。

子供が欲しいのに元気がない場合の原因と治療は?

公開日: 更新日:

 平成27年度の厚労省の全国調査によると、男性不妊症の原因の第2位は「性機能障害」(13.5%)でした。性機能障害には「勃起障害」と「射精障害」があり、それぞれ6.1%と7.4%という結果でした。

 では、具体的に性機能障害とはどのようなものでしょうか? 今回は勃起障害にスポットを当てます。

 32歳のAさんは結婚して5年がたち、奥様からそろそろ子供が欲しいと持ちかけられました。交際している頃や結婚して間もない頃は、それなりに性交渉がありましたが、最近はご無沙汰で月に1回もありません。Aさんは「少しドキドキした」と言います。

 それからほどなくして、奥様から「今日の夜あたりどうかな? 期待しているね」と言われました。その夜、久しぶりに性交渉に臨んだのですが……。

「あれ?あれ?今日はダメみたい」「疲れているのね。また今度ね」

 妻の言葉に救われたAさんは、翌週も翌々週もチャレンジしましたが結果は同じ。思い悩んだ末、男性不妊外来を受診されました。

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