ブラッシング圧を自動で最適化するスマート電動歯ブラシ

公開日: 更新日:

 高性能化が進む「スマート電動歯ブラシ」。これまでの機種は、電動歯ブラシとスマホアプリをブルートゥースで接続して、磨き残しや磨きグセなどを画面表示してくれるものが主流だった。

 しかし、さらに進化を遂げたのが、「フィリップス・ジャパン」(東京都港区)が今年6月に発売した電動歯ブラシ「ソニッケアー」シリーズの最上位機種「ソニッケアー9900プレステージ」。

 キモとなるのは独自の「Sense(センス)IQテクノロジー」を搭載していることだが、どんな技術なのか。同社・パーソナルヘルス事業部の佐々木栄美さんが説明する。

「これまでの電動歯ブラシは、磨き方が悪いとアプリやランプで知らせてくれますが、ブラッシング圧などは自分で調節する必要がありました。一方、センスIQテクノロジーは、ブラッシングの圧力や動き、範囲を最大で毎秒100回感知して、ブラッシングの強度を自動で最適化してくれます。ですから、使用者は設定に迷うことなく、ブラシを歯に当てて動かしているだけでいいのです」

 このIQテクノロジーは同社が今年に入って発売した電動シェーバーやヘアドライヤーにも搭載されており、電動歯ブラシが第3弾となる。また、最適な磨き方に慣れてきたら、磨くときにアプリを起動しなくてもいい。ブルートゥースが届く範囲にスマホがあれば、自動同期機能によってアプリ内の歯磨きデータが最新に更新されるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  5. 5

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  1. 6

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 7

    テレ朝の名物社員「ナスD」パワハラ&経費不適切使用→懲戒処分が示したテレビのヤバイ昭和体質

  3. 8

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 9

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  5. 10

    兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…維新・吉村代表に問われる「製造責任」