30~60歳の「ED」は糖尿病、高血圧、脂質異常症のサイン

公開日: 更新日:

「EDがあるなら、同時に生活習慣病がないかも調べることをお勧めします。EDはバイアグラ、レビトラ、シアリスといったED治療薬である程度改善できますが、それゆえに、生活習慣病のチェックなしにED治療薬を服用していると、せっかくの生活習慣病早期発見のチャンスを逃してしまうかもしれません。そしてもうひとつ、EDの背景に生活習慣病があるなら、生活習慣病の治療によって、ED治療薬なし、あるいは少ない薬の量で、勃起が可能になるかもしれません」

 言い換えれば、生活習慣病の治療は放置してED治療薬を飲んでいても、生活習慣病が進行すれば、ED治療薬を飲んでも勃起できなくなるかもしれないのだ。

 さてED治療薬だが、これは間違った使い方でも効果を得られない。

「気をつけて欲しいのは、食事との関連。ED治療薬の有効成分は腸から吸収されるため、食事前に服用するのが鉄則です。効果を確実に得たいなら、食事の30分前に服用すべきです」

 3種類のED治療薬は、人それぞれ合う・合わないがある。使ってみないと分からないので、まずは3種類とも試すのがベター。いずれも服用して1~3時間くらいが効果が最も発揮されるタイミング。それを念頭に置いて、服用時間を決めるといい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず