ウイルス感染予防のために正しい「うがい」をマスターしたい

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染対策として、あらためて「うがい」が注目されている。感染予防の効果がどれだけあるかははっきりしていないが、せっかく実践するなら、できるだけ効果をアップさせたい。正しいうがいのやり方を小林歯科医院副院長の小林友貴氏に聞いた。

 うがいには目的別に2つの種類がある。ひとつは、喉を清潔にするための「ガラガラうがい」で、口に水を含んだまま喉の奥に届くように上を向き、口を開けて息を吐きながらガラガラと撹拌するもの。

 もうひとつは、口腔内を洗浄するための「ブクブクうがい」で、口に含んだ水を両側の頬を動かしてブクブクさせてから吐き出す方法だ。

「ガラガラうがい」の感染予防効果については、京都大学のグループが行った研究が知られている。

 18~65歳の約390人を対象に、水でうがいするグループ、ヨード液のうがい薬を使ってうがいするグループ、うがいをしないグループに分け(うがいは20ミリリットルの水/ヨード液で15秒間、1日3回以上)、2カ月間にわたって調査したものだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも