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下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

90歳代の3兄妹が最期を自宅で迎えるためにやったこと

公開日: 更新日:

 そんなお兄さんを、妹さんも足が不自由な中、一生懸命に介護をされていました。そして私たちは2人の邪魔をしないよう、つかず離れず見守りながら療養を支えていきましたが、その3カ月後には、お兄さんの後を追うように旅立たれていかれました。

 そしてそれから数年後には、大好きなお兄さんたちを見送った妹さんも、ご兄妹の思い出の残る自宅から静かに旅立たれていかれました。

 そんな最期の日まで自宅で生活したいという、ささやかな思いにも向き合い見守るのも、在宅医療だと考えます。

【連載】最期は自宅で迎えたい 知っておきたいこと

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