疲れ・むくみ・こむら返りに潜む「足の病気」 コロナ禍だからこそ注意

公開日: 更新日:

 悪化した時や完治のためには手術をすることになり、原因となる血管をレーザー治療や医療用接着剤で閉塞させる、こぶ状の静脈瘤に硬化剤を入れて固めて消失させる、などの方法がある。

 この病気が厄介なのは足の血管が浮き出たり、こぶのようなものができなければ大丈夫だと言えないことだ。

「見た目は普通に見えても下肢静脈瘤だった、というケースもよくあります。それを見分けるために重要なのは『むくみ』です。誰でも長時間同じ姿勢を取っていたり、立ちっぱなしだったりすればむくみが表れますが、通常は一晩寝れば治ります。しかし、そうでなかったり、片側の足だけがむくんだりしていれば病気を疑った方がいいかもしれません。慢性化したむくみには、心臓、腎臓、肝臓などの病気が隠れているケースもあります。その鑑別のためにも早めの診察が必要です」

■突然死の原因になるケースも

 一方、DVTは体の深部に位置する静脈の中で血液が固まってしまう病気。自動車や飛行機に長時間同じ姿勢で座っている時に発症することが多い。通常は足に起こるが、血栓がはがれて肺に到達して重篤な症状を起こし、最悪、突然死することが知られている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情