自律神経(下)名医が教える3大NGと誰でもできる4つの良い生活習慣

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■よく噛んで食べる

 自律神経を整えるセロトニンは、「リズム運動」によって分泌が高まる。噛むことも日常的に行っているリズム運動で、食事のたびに実践できる自律神経の安定法になる。また、よく噛むと唾液の分泌が促され、消化も良くなる。胃腸の働き(副交感神経の働き)が良くなることが、自律神経の安定にもつながる。

「よく噛む目安は1口30回程度です。よく噛むためには、ゴボウ、海藻、野菜など、歯応えのある繊維質の食品を取り入れることも大事です。それと、食事以外でもイライラしたときにガムを噛むと効果的です」

■利き手でない方の手を使ってみる

 脳は大きく右脳と左脳に分けられる。右脳は主にイメージや情感、直感、空間など非言語系の情報処理を行っている。左脳は主に論理、計算、分析など、言語系の情報処理を行っている。

「多くの人は右利きですが、右手を使うと言語系の左脳が刺激されます。自律神経が乱れて思考が堂々巡りになったときは、左手を使うと右脳が活性化して心の安定につながります。左利きの人は、逆に右手を使うと、物事を冷静にとらえられる場合があります」

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