血糖値(下)糖質を抑えておいしい脂とタンパク質を食べる

公開日: 更新日:

「『ダイエット』=『我慢』と思いがちですが、それは間違いです。むしろおいしいものをたくさん食べることが、健康的なダイエットにつながるのです。『ダイエット』=『我慢』と連想する一番の理由は、カロリーを減らそうとするからです。カロリーの高い食品とは、タンパク質と脂質。ようするに、肉と脂です。これこそがおいしいわけです。健康的なダイエットのために減らすべきなのは、肉でも脂でもなく糖質なのです」

 糖質を減らしてタンパク質中心の食事がいい理由は、肥満解消以外にもある。筋肉をつくる栄養源である肉、卵、魚、乳製品などの動物性タンパク質は、糖代謝と深い関わりがあるのだ。体中の筋肉には糖を貯蔵する大きな能力があり、しっかり筋肉がついていれば、糖代謝がよくなり、食後に増えた血糖をスッキリと減らすことができるというわけだ。

■1膳のごはん量を減らす

 卵も誤解されやすい食品のひとつだ。大きさにもよるが、卵1個には約10グラムの動物性タンパク質が含まれている。1日に推奨されるタンパク質は体重の1000分の1。体重60キロなら60グラムなので、1日3個ずつ卵を食べれば、必要量の半分のタンパク質を取ることができる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学