日本で一番感染者が多い性感染症「性器クラミジア」を甘く考えてはいけない

公開日: 更新日:

 最近はオーラルセックスが一般的になり、咽頭クラミジアも少なくない。また、AVの影響でいわゆる“顔射”が当たり前になったせいか、目から感染して目、耳、喉の病気になることもあるという。

女性の場合は、クラミジアに感染すると不妊症に注意しなければなりません。卵管の閉塞や周囲の癒着を発症する場合があり、クラミジアに感染するたびに卵管性の不妊症になる確率が20%ずつ高くなるともいわれています」

 卵管とは子宮と卵巣をつなぐ管のこと。精子と卵子の通り道であり、両者が出合い受精する場所である。そこが狭くなったり、詰まったりすれば、妊娠が難しくなる。

 そんな性器クラミジアが新型コロナ感染症が拡大して以降、少しずつ感染拡大している。

 国立感染症研究所のホームページによると今年4月の報告数は2342件。一方、2019年4月の報告では2123件、18年4月は1850件、17年4月は1858件だったから、性器クラミジアの感染報告数は新型コロナ感染症が流行する前に比べて増えている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か