一般的には知られていない「2つの性感染症」が6月から検査が公的保険適用に

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 データは2016年に15~49歳の人々を対象にした、クラミジア、淋病、梅毒、トリコモナスの4種類の新規性感染症患者数の推計だ。

「トリコモナスとは、『腟トリコモナス』という原虫によって腟や尿道に起きる性感染症で、女性では黄緑色の生臭いおりものが出て陰部が過敏になり、痛みを生じたり、性交時に痛みが起こることもあります。あるいは男性と同じように、排尿時に軽度の痛みや不快感を生じることがあります。男性は大半が無症状であるため、パートナーにうつす可能性があります」

■不妊症の原因になケースも

 一方、性器マイコプラズマ感染症は尿道炎を起こす原因として知られている。

「尿の通り道である尿道に病原体が感染して炎症を起こした病態を尿道炎と言います。この病気の原因は、細菌の一種である『クラミジア』と『淋菌』で約70%を占めます。それ以外の原因で起きている尿道炎は原因が分からず、かつては『非クラミジア性非淋菌性尿道炎』と分類されてきました。しかし、そのうち約20%が細菌の一種である『マイコプラズマ』か『ウレアプラズマ』が原因であることが分かってきたことから、いまはどちらかが原因の場合は『性器マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症』と呼ばれています」

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