腎臓病は初期症状なし 採血と尿検査が早期発見の唯一の手掛かり

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「eGFRが低い場合、『高血圧糖尿病などの生活習慣病が原因』『免疫や遺伝の病気が原因』『腎臓を悪くするサプリメントや薬の服用などのその他の原因』のいずれかが考えられます。どれに該当するかを調べるため、腎機能を詳しく診るための採血や尿検査、腎臓エコー検査を行います」

 次に、タンパク尿だ。eGFRが正常、または軽度の低下でも、タンパク尿が出ている場合がある。「現在は腎機能が少し低下している程度だが、未来に向けて腎臓がSOSを出している状態」だ。

「健診ではタンパク尿が出ている場合、『1+』『2+』『3+』といった形で表されます。『2+』以上なら腎機能低下が疑われるので、速やかに医療機関を受診し、『定量検査』という詳細な尿検査を受けて、腎機能が異常なためにタンパク尿が出ているのかどうかを調べてください」

 一方、「1+」なら医療機関の受診が望ましいが、その前に薬局でタンパク尿を調べる試験紙を購入し、自宅で寝る前に完全に排尿し、翌朝の一番の尿で測定してみるという手もある。タンパク尿の場合、健診では「定性検査」という簡易的な方法で調べるため、検査時の体の水分の状態などコンディションに影響されやすい。もう一度簡易的な検査で、タンパク尿の有無を調べるのだ。

「結果が『+』なら医療機関の受診を」

 記者は人工透析を受けている人に取材をしたことがあるが、口をそろえて「こうなる前に治療を受けるべきだった」と言っていた。正しい知識で腎臓を守ろう。

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