著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

孤独の伝染病「ロンリネス・エピデミック」 一人暮らしはうつ病リスクが4割上昇

公開日: 更新日:

 アメリカでは一人暮らしの成人人口が急増していますが、イギリスでは1人で過ごす若者が増えています。そこで懸念されているのが、現代の伝染病とも言われる「ロンリネス・エピデミック(孤独の伝染病)」です。

 アメリカでは1960年代には一人暮らし家庭が全体の13%だったのに比べ、今では30%に達しています。中でも50歳以上の一人暮らし人口は36%で2000万人、20年前の1500万人から大幅に増えています。なお、日本も一人暮らし家庭が約30%で同様に増加の一途を辿っています。

 最大の原因は高齢化ですが、特に今の50代はこれまでの世代に比べ離婚が多いこと。結婚しない人が増えているのも理由です。その結果、65歳以上の過半数の人が、起きている時間のうち8時間は、1人で過ごしているというデータもあります。

 一方、気になるのは若者たちの変化です。イギリスでは20代の若者が1日に1人で過ごす時間が、10年前に比べ1時間増加。他の世代は変化してないのに比べ突出しています。これはコロナのロックダウンが影響しているのは間違いないでしょう。

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