著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米CBS「日本のお見合い大作戦は失敗する」と報道 岸田政権の少子化対策バッサリ

公開日: 更新日:

「日本が本当に自らを救う唯一の方法は、政策や企業経営の根底にあり続ける“男性が稼ぎ、女性が世話をする”という規範を捨てることである」という、専門家のコメントを掲載しています。

 その1人、ハーバード大学の社会学者メアリー・ブリントン教授は、「スウェーデンなど仕事と家庭の両立を可能にした国々は、出生率が大きく低下することはなかった」と指摘。さらに記事では、収入が低いのが結婚の妨げになっているのは、欧米に比べて「子育てのために十分な収入を得るべきなのは男性だ」という考え方があるから、とも分析しています。

 少子化はアメリカや中国を含めたすべての先進国の問題です。中でも先日、イーロン・マスクの「少子化で日本が消滅する」と警告したツイートが、世界を驚かせました。各国が自らの進む方向を見極める中で、日本人がどういう選択をするのか、今後さらに注目されるはずです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  2. 2

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  3. 3

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?

  4. 4

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    トイレ盗撮も…谷村新司が息子を叱れない“恥ずかしい過去”

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    西野カナ×Perfumeショットにファンびっくり…ザワつき巻き起こした「のっち不在ショット」を読み解く