著者のコラム一覧
森大祐整形外科医

整形外科全般診療に長年携わる。米国トーマスジェファーソン大学で人工肩関節の臨床研究を行い、2000例超の肩関節手術を経験。現在は京都下鴨病院で肩関節や肘関節、スポーツ障害患者に診療を行う。サイトで整形外科疾患の情報を発信。

コロナワクチン接種後の肩の痛みは「SIRVA」の可能性あり

公開日: 更新日:

私「問診票では3カ月前から左肩が痛いとのことですが、きっかけはありますか?」
患者さん「強いて言えば半年前、コロナワクチンの3回目接種を受けました。注射をした左肩に痛みが走った程度で、1、2回目のときも同じでしたので、気にしていませんでした。しかし痛みはずっと続き、どんどん強くなってきたんです。今では夜も寝られません」

 ワクチン接種後の肩の痛みで受診された人の共通点を挙げます。

・コロナワクチンを打つまで肩の痛みが生じたことはなかった
・1回目、2回目で必ずしも生じるわけではない
・推奨通りの部位への注射
・注射後から疼痛(とうつう)が強い場合もあれば、注射してから1~数カ月経過してから肩の痛みが強くなる場合もある

 次回は、どういう場合にSIRVAを疑うべきか、またどんな治療を行うのかについてお話ししましょう。ぜひSIRVAの知識を身に付けて、ひどくなる前に整形外科を受診していただきたいと思います。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る