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下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

最期の時を飼い猫と一緒に過ごしたい…だから自宅を選ぶ

公開日: 更新日:

 在宅医療を選択した患者さんの中には、自宅でペットを飼っている方が結構いらっしゃいます。実際に訪問先でさまざまな可愛いペットに出合うこともあり、動物好きなスタッフなどは訪問先で和まされることもしばしばです。

 そんな家族の一員として患者さんに寄り添うペットの姿や、そのペットに癒やされ安心されている患者さんの姿を目にするたびに、在宅医療におけるペットの役割の大きさに気付かされるのです。

 ペットと一緒に療養生活を送れるというのは、ペットを飼う方にとって、在宅医療の大きな利点といえるのかもしれません。

 実際ペットとの生活は心の張りとなり、ペットとの触れ合いでストレスが軽減され、情緒的にも身体的にも良い影響を及ぼすものです。結果として患者さんのQOL(生活の質)向上につながり、特に高齢者の方にとってはその傾向が顕著といえるでしょう。

 心不全と貧血を患う90歳の女性。2世帯住宅で、2階には長男夫婦が住み、ご自身は長女と一緒に1階で暮らしています。

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