著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

「2つのことを同時にこなせない」が脳の老化を加速する?

公開日: 更新日:

 その結果、通常の歩行テストにおいては、年齢と歩行速度に明確な関連性は認められませんでした。しかし、二重課題下の歩行テストにおいては、54歳を境に年齢が上がるにつれて二重課題の実行能力が低下していました。

 さらに、54歳を越えると二重課題の実行能力の低下と認知機能の低下にも関連性を認めました。

 論文著者らは「二重課題下での歩行能力は、60歳前後で衰え始め、この能力低下が高齢者における認知機能の個人差と関連している可能性がある」と結論しています。

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