100歳でも認知症にならない人にはなにか傾向はあるのか

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 100歳以上の長寿者を「センテナリアン」と呼びます。慶応義塾大学の研究などによって、彼らは認知機能が高いこと、心臓血管病になりにくいこと、加齢にともなって歩行速度が落ちたり、体が弱る状態のフレイルになるのが遅いことが分かっています。また全体の2割程度は自立しているとみられています。

 彼らは体の機能が衰えていないので高齢になっても有酸素運動が続けられ、脳への血流を促します。そのため、いつまでも認知機能が保たれます。

 有酸素運動は20分以上続けると血中の一酸化窒素(NO)が増え、血管を拡張し血流を促進する作用があります。脳内の一酸化窒素が減っていけば学習や記憶の障害が起こりますから、有酸素運動ができる体をつくっておくことは大事なのです。

 私のクリニックにも90歳以上で1人で診察に来る高齢者が何人もいらっしゃいます。既往歴はあっても、認知症にはなっていません。彼らの経歴をヒアリングしていると、定年退職前後からトライアスロンやマラソン、70代になってからは散歩やウオーキングを習慣としています。歩行にかなりの運動量が発生するゴルフをしている方も多いです。

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