著者のコラム一覧
清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

片頭痛は「痛い」と感じてから薬を飲むのでは遅い

公開日: 更新日:

 市販薬を服用する場合、まず覚えておいていただきたいのは薬を飲むタイミングです。

 緊張型頭痛の場合は「頭が痛いな」と感じたら、その時すぐに薬を服用してください。そうすることで、頭痛は治まります。

 一方、タイミングが非常に重要になってくるのが、片頭痛です。頭の痛みを感じてから服用すると、前述したように吐き気を伴う場合もあるので薬を飲んでも吐いてしまいかねない。そこで覚えていただきたいのは「予兆を感じたらすぐに飲む」です。

「予兆」は人によって異なりますが、長く頭痛と付き合っている人なら「なんとなく頭が痛くなりそうな気がする」という、自分だけにわかる感覚がありませんか?

 私の患者さんである40代の女性は「異様なまぶしさの後に、突然、目の前にチカチカ光が出る」のが自分の頭痛の前兆だと話されていました。

 ほかに「突然、生あくびが何度も繰り返し出る」「吐き気を感じるほどのひどい肩こり」「異常なぐらいに空腹を感じる」「体がむくんでいると感じる」などを片頭痛の予兆だと話す患者さんもいらっしゃいます。

 市販の頭痛薬を飲むのは、緊張型頭痛は頭痛を感じたらすぐに。片頭痛は「頭が痛くなるかもしれない」と予兆を感じたその時点で。今回、覚えていただきたいのはこの2つです。来週はもう少し詳しく市販の頭痛薬についてお話ししていきたいと思います。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に