著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

「日本の長寿の秘訣はラジオ体操」米ニュースメディアが報道

公開日: 更新日:

 日本は世界でも最も長寿の国であることは広く知られていますが、その要因の一つが「ラジオ体操」というニュースが話題になっています。

 報道したのはケーブルニュースのCNBC電子版で、記事では「Ikigai  日本人の長寿と幸せの秘密」という本を紹介。その中で、食事、健康的な人間関係、前向きな姿勢などはどれも長寿の要因ですが、体を動かすことも重要としています。

 では世界で最も百寿が多いブルーゾーンのひとつ、沖縄ではどうなのか? ということで、2人の著者エクトル・ガルシアとフランシスコ・ミラレスは、高齢者100人以上に話を聞きました。

 その結果分かったのは、インタビューしたほぼ全員が、ラジオ体操をやっていたこと。

「訪問した老人ホームの入居者も、毎日少なくとも5分間はラジオ体操をしていた。中には車椅子でやる人もいた」

 アメリカにはラジオ体操のような、子供からお年寄りまでがやる国民的なエクササイズは存在しないため、著者はかなり驚いたようです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波