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清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

脳過敏症候群のチェック法 頭痛持ちで親も片頭痛なら可能性大

公開日: 更新日:

 両方とも当てはまらないという人は「脳過敏症候群」である可能性は低いです。2つとも、もしくは2つのうちのどちらかに当てはまった場合は、以下の項目もチェックしてください。

・片側もしくは両側の耳に耳鳴り(頭鳴)がある。
・不眠がある。
・日々、不安感が強くなっている気がする。
・常に頭が重い感じがする。
・最近、物忘れや性格の変化などを自覚したり、指摘されたりする(いわゆる高次脳機能の一時的障害)。
・目の前で物が動いたときに、体がふわっとするような浮動感を伴うめまいを覚える。


 上記の項目にも3つ以上当てはまるようなら、あなたは「脳過敏症候群」である可能性が非常に高い。該当する方は早めに頭痛専門医の診察を受けるべきです。

 そうそう、先日私のもとに取材に来た50代の女性記者さんがこんなことを話していました。

「20代からずっと慢性頭痛に悩まされていましたが、50代になってからほとんど頭痛が起きなくなったんですよ」

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