東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。
彼女は頭痛がないことを喜んでいましたが、私は「脳過敏症候群」になっている可能性があると感じました。 年齢を重ねると、加齢に伴う動脈硬化で血管が硬くなり広がらなくなります。その結果、三叉神経の刺激がなくなるので頭痛は少なくなる。けれども片頭痛が消えたわけではない。 脳の興奮状態は治まっていないので、代わりに耳鳴りやめまい、不眠などの症状が現れはじめるということなのです。年齢を重ねて慢性頭痛が治まることは必ずしも喜ばしいことばかりではない。それを覚えておいていただきたいと思います。
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