著者のコラム一覧
下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

92歳男性患者…誤嚥を繰り返しても肉まんや餃子を口から食べたい

公開日: 更新日:

 そこにわずかでも可能性があるのなら、患者さんとご家族のご希望をかなえるために一緒に悩んで考えます。

「あーって言ってみてください」(私)

「ああー」(患者)

「大丈夫そうです。喉に引っかかった時はがらがらって聞こえるんですけど、それはないですから」(私)

 いったんこの段階で食事を許可しましたが、その後もまた誤嚥を繰り返すように。でも患者さんは食事をあきらめず、奥さんは肉まんや餃子を食べさせ続けているのです。

 在宅医療を始められる方にはさまざまな思いやこだわりをお持ちの方がいらっしゃいます。たとえそれがすごくささいなことであっても、ご本人にとっては大切なことだということを、私たちは理解しています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった