著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

侮れないアメリカの若者の「エコ不安」…将来の少子化にも影響する

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 あるいはタイム誌に寄稿した気候心理学者のスーザン・クレイトン教授が言うことが当たっているのかもしれません。

「人はネガティブな感情を抱くことを嫌うため、問題があることを否定したり、それについて考えることを避けたり、すべてがうまくいくという非現実的な楽観主義を維持しようとする」

 いわゆる臭いものに蓋をしている状態です。

 しかし同教授は、「これらの感情に対処するのは難しいが、それを受け入れるべき」とし、「もし逆に自分がそれを否定したまま、友人や家族、さらには政治家や業界のリーダーたちに対し、こうした不安を訴えなければ、結果として何も問題はないということになってしまう」と警告。逆に「こうしたネガティブな感情はポジティブな感情、希望とも共存できる。悲しみや不安がなければ、私たちは変わろうという気にはならないし、希望がなければ変化が可能だとは思わないだろう」とまとめています。

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