「吉田のうどん」の強いコシと噛み応えにノックダウン

公開日: 更新日:

「吉田のうどん」を食べに富士吉田市に初めて行ったのは、20年ほど前。雑誌に紹介されているのを見て無性に食べたくなり、友人を誘って出掛けた。

 現地に行ったら結構雪が積もっていて、友人所有の車体の低い車が動かなくなり、助けてくれた人に「こんな日に、こんな車で…」と小言を言われた。ピックアップしていた店は雪で休んでいるところもあり、それでも探し当てた店4軒をはしごした。

 先日、河口湖に移住した友人を訪ねた際、「吉田のうどん」の店へ。富士吉田市の郷土料理のそれは、強いコシのある麺、甘辛い馬肉とキャベツのトッピングが特徴だ。ゴマ、山椒、唐辛子などを混ぜ合わせた薬味「すりだね」を途中入れ、味変するのもあり。

 人気店で行列ができていたが、どんどんうどんがゆでられていてサッと提供されるため、列はサクサク進んだ。「中」の、さらに「麺少なめ」にしたので、器が置かれた時は「足らないかも」と思ったが、記憶を上回る噛み応えに、すぐ満腹になってしまった。家人は途中で「あごが疲れる」と嘆いていた。麺の太さが不揃いなのは、わざとなのかな。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?