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清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

ふわっとしためまいに襲われたら「てんかん性片頭痛」の恐れあり

公開日: 更新日:

 すると、てんかん同様に突然の意識消失が起こることも。また、意識消失まではいかなくとも、明るい場所で一瞬クラッとしてふわっと体が浮くような浮動性のめまいに襲われることもあります。

 意識消失やめまいを伴う片頭痛は、国際的に「てんかん性片頭痛(epileptic migraine)」と呼ばれています。主に脳の元気な小児期から思春期に移行する時期に多いとされていますが、大人でも同様の症状が出る患者さんもいらっしゃいます。

 片頭痛は、それ自体は生命の危機を伴う疾患ではありません。そのため「いまだけ痛みがなくなればまぁいいか」と、自己判断で鎮痛剤を飲んでその場しのぎになりがちです。しかし、先述したようにてんかん性片頭痛に移行してしまうこともある。もしも車の運転中や入浴中にその症状が出たら? 決して脅かすわけではありませんが、考えるだけで恐ろしいですよね。片頭痛でお悩みの方には、やはり専門医のもとで一度脳波の検査を受けてほしい。私はそう思っています。

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