最近、目が乾いてゴロゴロする…東洋医学における対策は?

公開日: 更新日:

 目も夏バテすることをご存じでしょうか。一般的にドライアイと呼ばれる症状ですが、夏は普段の原因に加え、紫外線、エアコンなどによる目の負担が増大します。昨今はハンディーファンの使用によるドライアイも増えてきているようです。

 ドライアイの主な症状は、目が乾く、目がゴロゴロする、目が開けにくい、目が疲れる、物がかすんで見える、光がまぶしい。原因としては、エアコンによる乾燥、パソコンやスマートフォンでの目の酷使、ストレスから来る自律神経の乱れ、コンタクトレンズで涙の層が薄くなる──などが挙げられます。

 東洋医学ではドライアイを「目乾」といい、目は五臓の「肝」の働きと関連づけて考えます。

「肝」の働きを高め、ドライアイの症状を改善するツボを紹介しましょう。

 まずは、目の周りのツボを。

「睛明」「攅竹」「魚腰」「太陽」「承泣」……と、ドライアイ対策におすすめのツボがたくさん集まっています。

 ツボの名前を覚えなくても、目の内側から眉毛、目尻の順番に、目の周りをぐるっと一周するように押せば、おおむね網羅できるでしょう。指の腹を押し込むように、1カ所に対し10秒くらいかける感覚で、ゆっくりと刺激を加えてください。40度くらいに温めたホットタオルを目に当て血流を良くしてから行うと、なおいいです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも